日常生活の動きだけでは可動域が制限されている股関節ですが私たちの生活・体そのものを支えてくれています。

股関節は、大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿になる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできた、いわゆる球(きゅう)関節です。正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込むことで関節を安定させています。股関節には、普通に歩くだけでも体重の3~4倍の力がかかるといわれています。この力を支えられるよう、股関節は筋肉や腱などで全体を覆われており、安定性を保ったままいろいろな方向に動かすことができます。

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股関節の機能を正常に維持するためには、関節の骨に負担をかけすぎないようにしながらも、まわりの筋肉を常に鍛えておくことが非常に大切です。

股関節に痛みが生じたことはありませんか?

痛みを生じさせる一般的な疾患としては、変形性股関節症や関節リウマチなどもあげられますが、そうではなく一時的に感じる痛みや違和感がある場合、姿勢や立ち方、歩き方、座り方に関係していることがほとんどです。

姿勢や歩き方などが股関節周りの筋肉に影響を及ぼしていることが多いのです。

【股関節の痛み予防対策】

★左右均等に体重をかけること。片足重心や脚組みはNGです。

★立つ際に負荷をかけすぎない。特に重い荷物を持ったまま即座に立ち上がるのは股関節に負担をかけます。つかまり立ちをする、荷物を降ろしてから立つこと。

★歩幅が小さい、階段の段差が小さいなど股関節の可動域を狭めないこと。歩幅を広げてみたり、段差が小さいときは2段飛ばしなど可動域を広げましょう。

★股関節ストレッチで屈曲・伸展・外転など股関節周りの筋肉をほぐすこと。

★スクワットや膝上げ運動で股関節周りの筋肉を鍛えること。

★冷やさない。股関節・骨盤周辺の筋肉を常に温め血流を良くしておくこと。

太り過ぎ注意!関節は支える重役であっても重すぎれば故障の原因です。

★上半身の筋力も大切!体(上半身)が引きあがっていないと負荷がかかるのは脚腰の下半身です。ある程度の筋力が必要です。

 

いかがでしょうか?股関節を大事に健康に保つためには日頃から注意が必要です。いつまでも強く支えてはいられません。周辺の筋力の強化も必要なんです!