レッスン中に足などをつる生徒さんがよくいらっしゃいます。
運動中や立ちっぱなしの仕事中、あるいは夜眠っている時に、突然、足のふくらはぎの筋肉がつって、激しい痛みにおそわれてかたまってしまったことはありませんか?
実は直接の原因は未だはっきりしていないのだそうですが、考えられる原因はいくつかあります。

★1.ミネラル不足

カルシウムやマグネシウム不足などの電解質異常
こむら返りの原因の多くは、ミネラル不足による筋肉の異常収縮が考えられます。
カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンがバランスを崩すと、筋肉の異常興奮状態である痙攣(けいれん)が起きやすくなります。

☆1.対処法

カルシウムが多く含まれる乳製品や小魚などや、マグネシウムが多い豆腐や納豆、ひじき、アーモンドなどを摂取するようにしましょう。運動の際はいつもの水からミネラルを含む硬水にしてみるのもよいでしょう。

★2.水分不足

水分が不足し、脱水症状が起きると、体内のミネラルバランスが崩れます
すると、従来の筋肉や神経の動きを調整するミネラルの働きが乱れ、筋肉が異常な状態になり、こむら返りを起こしやすくなります。

☆2.対処法

ミネラルのバランスを整えるためにも、しっかりと水分補給することは大切です。運動の時だけではなく、普段から喉が渇く前に水分摂取を心がけましょう。

★3.筋肉疲労・たんぱく質不足

筋肉の使いすぎでエネルギ-の補給が間に合わなくなり、乳酸という物質が筋肉に貯まり痙攣を引き起こします。
また、激しい運動の時だけでなく、軽い運動の時にも筋タンパク質は分解されます。筋肉の中では常にタンパク質の分解と合成が行われているのです。運動をした時にはさらに分解が進んでいます

☆3.対処法

筋肉にも休養は大切ですが、運動・スポーツする人にとっては十分なたんぱく質が必要です。
アミノ酸はたんぱく質を構成しています。20種類のアミノ酸のうち9種類は、人の体の中で合成することができない必須アミノ酸です。9種類の必須アミノ酸のうち、ロイシン、イソロイシン、バリンを分岐鎖アミノ酸BCAAと呼びますが、赤身の魚や牛肉、卵などの食品から摂取できます。普段の食事や運動後1時間以内に摂ることをおすすめします。

★4.筋肉の硬化=運動不足

運動不足だと、スムーズに体が動きにくくなります。また、筋肉も使わないと衰えますし、固くなってしまいます。
そうなると、何かの拍子で筋肉が収縮したときに、異常収縮が起こるのです。

☆4.対処法

筋肉の収縮運動には、血流を補助する役目がありますので、運動不足になると筋肉量が落ちて血行が悪くなってしまいます。まずは普段から冷やさないこと、入浴など温めること。
そしてストレッチや軽い運動で筋肉を動かすことによって、停滞していた血液の流れを促進&老廃物排出が促されます。

全く改善されず、頻繁につる方は一度病院で診てもらうとよいでしょう。

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