健康な医師はちょっとした風邪などの病状では薬を飲まないのはご存知ですか?薬は出来るだけ頼らないのが理想です。

私自身も薬には頼らず、病院に行っても診断結果を聞くだけで薬はお断りしています。20年近く飲んでいた「なきゃ不安」だったアレルギー薬も手放しました。

もちろん病状によっては本当に必要なときがありますし、自己判断は難しいのでお医者さんに聞いた方がよいでしょう。

今回は風邪薬について簡単にまとめました。

インフルエンザが流行っている今、ちょっとした症状でもただの風邪かはわからないので病院にかかる方がほとんどのばす。

そもそも風邪は実はひとつの病気を指す言葉ではなく、鼻水、鼻づまり、のどの軽い痛みや咳、38.5度未満の発熱など、「かぜ症候群」その原因となる微生物はひとつじゃありません。およそ200種類以上、さらに次々に変異していくため、変異まで考えれば、とてつもない数になります。

しかしそのひとつひとつに合う薬を開発するのは非常に難しいようです。

「風邪を治す薬」はない。と言われているのはそこに理由があったのですね。

市販の「風邪薬」は風邪にかかった際に起こる、熱、くしゃみ、鼻水などのつらい症状をやわらげるだけの薬です。しかし、そもそも風邪で引き起こされる症状は、風邪の原因となる外部から体に侵入した微生物を追い出すためのもの。

熱が出るのは、高温のお湯などで消毒するのと同様。くしゃみは口から、鼻水は鼻から、微生物を外へ追い出してくれている。

つまり、風邪の症状と言われるものは体が微生物を追い出すために働いている証拠なんです。

「もしかして風邪薬は、体による風邪との戦いを邪魔してない?」

そのとおりです!

熱を下げたり、くしゃみや鼻水を止めたりしてしまうと、体の風邪との戦いを邪魔することになり、風邪が長引くことも少なくない。だから医師は風邪薬を飲まない。

セキがひどすぎて眠れない、高めの熱が続いて食欲が落ちて栄養をとれない…といった症状による弊害が大きい場合だけに、風邪薬は用いるもの。

また、風邪を引いたら抗菌薬を出してもらうべきだと勘違いしている人は少なくないですが、風邪を引き起こす微生物の9割はウイルス。

抗菌薬は細菌に効くもので、ウイルスには無力。つまり抗菌薬は、ほとんどの風邪にはなんの役にも立たないのだそう。

ちなみに、いったん人体で感染してしまったウイルスを攻撃しようとすると、自らの細胞を攻撃することになってしまうのです。ウイルスは細胞をだまして増殖するのです。

インフルエンザなど少数のウイルスに対抗する薬は開発されていますが、抗インフルエンザ薬は増殖を止めるだけで、

いったん増殖したウイルスをやっつけることはできません。インフルエンザ薬は早い段階で用いなければならないと言われるのはここに理由があったんですね。

では「風邪薬を飲まずに、どうすれば風邪は治るの?」

水分と栄養を適度に摂って、よく寝る。

これが一番。食事は消化が良く、ビタミンCなどを多く含むバランスがとれたメニューがいいでしょう。食欲がないときは無理に食べずに寝ましょう。

食欲がある場合は少しくらいの汗がでる温かい鍋物をおすすめします。生姜やニンニク、七味などの香辛料を少しとるようにするとウイルスと戦える体になることでしょう。

AE07B6B3-3A0E-40B1-9D4E-F9A68BFB0C76