ヨガで言うドリシティとは「視点」です。

レッスン中に「目線指先」だとか、「一点集中して」などと言われたことありますよね。
それは前回のコラム「バンダ」と同じようにポーズを意識を集中させるためのツール。
視点を一定に集中することでポーズが安定します。

目の動きと心の動きは関係しえいるようで、視点があちこちに動くと、思考が速くなったり余計なことを考えやすいと言われています。
「目が泳いでいる」という言葉があるように、心が浮ついている、定まっていない、まるで嘘をついている?といったニュアンス。この言葉通りですね。

特に、バランスのポーズの時に一点集中しなければ崩れてしまいそうといったことよくありませんか?
ドリシティは心静かに、集中させるためのツール。1点を見つめ意識は内側に集中させるのです。

【太陽礼拝の視点】
実は太陽礼拝にもひとつひとつ視点がつきます。

1.吸って手を上げる(親指)
2.吐いて深くお辞儀(鼻先)
3.吸って前を見て(眉間)
4.吐いてジャンプでチャトランガ(鼻先)
5.吸ってアップドック(眉間)
6.吐いてダウンドック(へそ)
7.吸って前を見て(眉間)
8.吐いてジャンプ手の間で深くお辞儀(鼻先)
9.吸って上体を起こす(親指)

注意したいのが、首を痛めているときなど不調がある場合は無理に視点を向けず、首を保ち頭を起こすのが辛いときは目線を下に鼻先や足元でも構いません。無理は禁物です。

レッスン中では、両手を上に伸ばし親指を見つめるのは首が辛い方が多いので「指先」や「天井」、
眉間っていっても表現が難しいので「前方」と言っています。

また、バレエも同じく目線・首の向き・胸の使い方など厳密に決まっています。
特に回転するときは視点をつけなければ当然目が回ってしまいます。
レッスンの中ではエクササイズまでとなるので、特に指導をさせていただくことはないのですが、
ヨガもバレエも視点をしっかり定めることが大切ということを覚えておきましょう。