当スタジオのオリジナルレッスン「ヴィーナストレーニング」は女性らしい体づくりを目指すレッスンですが、
ここでいう女性らしい体とは「くびれ」、「ヒップ」、「腰えくぼ」、「美脚」、「背中」、「肩甲骨」、「二の腕」のすべてがくっきりすっきりとパーツひとつひとつが美しい状態であること。
「腰えくぼ」という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんが、これは背中がしなやかで筋力もしっかり発揮できるようになると、ヒップアップとともに浮き出てきます。
ヨガでいうとシャラバ―サナ(バッタのポーズ)、バレエでいうとアラベスク(股関節の外旋にともなう伸展)で鍛えられます。
柔軟(ストレッチ)も強い筋力(バランスキープ)も同時に上げていかなければなりませんが、この両方をバランスよく自分でトレーニングするには少し難しいのです。
柔軟ばかりが得意でもしなやかなだけでは筋肉は引き締まりません。
筋力(体幹)ばかり強くても体が硬ければ綺麗なボディラインは出せません。
そこでバランスよくなるよう、色んな体の動きを組み合わせているのがヴィーナストレーニングです。
しかし体の使い方がいつも適当になってしまっては1年、2年続けても変わりません。
しっかりどこを意識してどこを使うのか毎回体で感じてみてください。
特にクビレ作りとヒップ作りをしているのはどの動きなのか今回は2点だけでも覚えておいてください。
【くびれ作り】
☆バレエパート→常に下っ腹を凹まし、おへそを引き上げること。プリエで沈まない。バランスではマイナス3センチ意識。
ウエストは上半身(背中)が引きあがって作られることを意識してください。常に肋骨高く、背骨を長く起こすこと。
☆ヨガパート→立位も座位もツイストポーズはウエストマイナス5センチを意識し吐く呼吸で深くツイスト。
骨盤を前傾に起こし、腰のカーブで、ツイストの際はお腹と前腿をつけてツイスト。
【ヒップ作り】
☆バレエパート→内腿を外に回して脚を後ろにアラベスク。骨盤はやや前傾させますが、しっかり胸を起こして上半身を引き上げる。
他、骨盤と床は垂直のまま内腿を外に回してプリエ、肝心なのは伸びる時、お尻と腿の境目をしっかり引き締める。
☆ヨガパート→ウトゥカタアサナ(椅子のポーズ)やチャトランガ(もしくは8ポイント)、キャット&カウのカウ(牛のポーズ)では尾骨を上に向けるのように骨盤を前傾させお尻を突き出す=腰のカーブ。
是非意識して挑戦してみてください♫