年末年始、飲酒することの多い時期になかなか取れない疲れ。それはもしかしたら肝機能の低下かもしれません。

肝臓は右脇腹肋骨内に位置しており、重量は1.2キロ〜1.5キロあるそうです。

肝臓の働きは大きく分けて4つ。

① 代謝機能
食事から摂取した栄養を、体内で必要なエネルギーに変える機能

② 解毒作用
アルコール、アンモニア、薬など体にとって有害な物質をろ過し無害化する

③ エネルギーの貯蔵
脳に必要なエネルギー(グルコース)をいつでも供給できるように貯蔵

④ 胆汁の生成
消化酵素を作り、血中のコレステロール値を調整。脂質の消化吸収を助ける

飲酒や偏食、不規則な食生活は肝臓を疲れさせます

肝臓が疲れてしまうと、解毒作用が低下し老廃物が体に貯まります。

エネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されます。

体にとって不要なものがどんどんたまっていってしまうことに加え、エネルギーが作れなくなってしまうことで、体を動かすことがますますつらくなってしまいます。

肝臓の疲労を防ぐには、飲酒を減らして食生活の改善、ストレスの軽減が大切。
1日3食、腹八分目程度の食事量を規則正しく食べることを意識しましょう。生活リズムを整えることで、肝臓への負担を減らせます。

細胞の再生に必要な、良質なタンパク質を摂取するために必須アミノ酸を十分に含む肉・魚・大豆製品・卵を中心に、主食・主菜・副菜のバランスよい食事をすることを心がけましょう。

加工食品などの食品添加物や、塩分・カロリーの摂りすぎには肝臓に負担をかけます。

また、ストレスによる自律神経の乱れは肝臓にも影響を与えます。ぬるめのお湯で10分程度の入浴は内臓に負担をかけず、疲労を取ることができるのでおすすめです。

風邪をひいているときは、健康な人でも一時的に肝機能の低下がみられます。日頃から十分な手洗い・うがいなどをするなど心がけましょう。