嫌なことがった時、悲しいことがあった時、寂しい時、どのように心の回復をされていますか?
喜怒哀楽は誰にでもありますが一番厄介なのは長引きやすい「哀」です。
心を痛めてしまうと回復まで時間がかかります。
悲しみはすぐに切り替えられない方がほとんどではないでしょうか。
ヨガはそんな悲しみも含め現実世界から離れて心を安らかにさせたいと願った気持ちからはじまり、まず瞑想がスタートしました。
瞑想だけであったヨガに運動が加わったのはしばらくあとの話なのです。
ただ座禅で瞑想といってもだいたいの人は現状の感情や過去の記憶に引き戻されてしまうでしょう。
心が癒されなければ、満たされなければ体は元気でも心は病にかかったままです。
長引くことで体にも影響をおよぼすこともあります。
では心の回復にはどうしたらよいでしょうか。
その一つの手段として現代のヨガがあります。
マットの上でなんとなく言われたポーズをとるのがヨガではありません。
呼吸や手の位置足の位置、体の使い方など意識もむける箇所が常にあります。
他のことなど考えたり隣の人を気にしたりできる空白の時間はありません。
無心で行うのです。今ある自分の身体に意識を向ける。インストラクターがいれば声に常に耳を傾ける。
そうすることでその時間だけでも虚しかった心から離れることができます。
離れる時間をつくればつくるほど遠ざかることができます。
体を動かせば頭も柔軟になり、胸を開けばポジティブになります。
例えば猫背になればなるほど体が硬化し、頑固になりやすく、心が閉鎖的になります。
そのような状態を救ってくれる一つの方法としてヨガがあるのです。
この世に生まれ、生きてくには強い心が必要です。
他人に癒してもらうことや、病院で治療することはそう簡単ではありません。
薬に頼るようになってしまえば身を滅ぼします
他人に頼ってしまえば、不振に陥ってしまうこともあります。
誰も自分の意見や感情にいつも同調・同情はしてくれません。
必ず心の回復は誰にでもできるはずなのです。
心の状態は人生を大きく左右させます。一度の人生ですから心を明るくして楽しむこと。
無心で続けられること、ヨガだけでなく、好きなことに興味を持ったり趣味にして心を満たしてあげましょう!!
もし何も手につかないときは、カフェに入ってぼーっとする。景色を眺めて開放的になるのも、無になることが出来ればそれも心の回復となるひとつの方法です。
心の居場所も必要です。