前頭葉とはおでこの裏側、脳の前面に位置している部位であり大切な役割を担っています。
・記憶力
・集中力
・注意力
・思考力(決定力)
・社会性
高度な動物ほど発達しており「人間の源」とも呼ばれています。
体は10代20代で成長のピークをむかえますが、脳は大人になっても発達します。
性格が変わったり、丸くなったり尖ったり…それは前頭葉が関係しているのかもしれません。
飽きっぽい、キレやすい、一派的に個性と思われる性格は前頭葉を鍛えることで寛容性が高まり、克服される可能性が◎。
また、誘惑に負けやすい性格も前頭葉の思考力が向上すると自制力がつくでしょう。
前頭葉を鍛える方法
・コミュニケーションをとる
・新しいことに挑戦する
・我慢力をつける
・運動する
・瞑想する
・音読する
といった方法があります。
どれも脳の活性化に繋がるので認知症予防にも期待がもてそうです。
特にコミュニケーションは予防に欠かせません。
「運動」と「瞑想」を組み合わせたヨガは前頭葉を鍛えるのにとても効果的です。
体や呼吸に意識を向けることで集中力が高まります。
ある研究結果では、長年瞑想をしていた人とそうでない人では、記憶力を司る「海馬」の神経細胞の密度が大きく異なり、瞑想をしていた人の方が密度が増していたそうです。
脳は体全体の5%以下程度しか占めていないのに全体のエネルギーの20%も消費しています。
ただ座っているだけなのに疲労感を感じるのは、常に脳が働いているからなんですね。
ヨガで集中力を高め、瞑想でリラックス効果と同時に前頭葉を活性化させましょう!!
なかなか考え事を手放せないという方は、まずは呼吸に意識を向けていくことから始めましょう。
呼吸の音や呼吸で動く体の動きに意識を向けて、少しづつ頭の中を空っぽにしてみてください。
無となる力が前頭葉を鍛えさせ、記憶力・集中力・思考力を高めることができるでしょう。